【6gram】無料でPASMO(パスモ)のチャージを還元率3%にする方法
普段使っているモバイルPASMO(以下、PASMO)は、チャージをクレジットカード経由にすると、クレカの還元率分だけ還元されることが知られています。
これまでは、PASMOにチャージする時は、Kyash+楽天カードといった還元率1%のクレカを連携させた、還元率2%が主流でしたが、最近還元率1%のKyashからPASMOへのチャージが還元対象外になってしまいました。
一方、10月6日からPASMOがApplePayに対応しました。
そのため、Suicaでも実施できたVisa LINEPayカード→6gram→(ApplePay/モバイルPASMO)→PASMOによって、無料でPASMOの還元率を3%にすることができます。
今回は、Visa LINEPayカードと6gramを使って、無料でPASMOの還元率を3%にする方法をご紹介します。
【必見|モバイルSuica/PASMOへの新たなチャージ方法とは⇩】
【注意】対応端末はiPhone8以降
実はPASMOのApplePay対応が可能な端末は限られています。
iPhoneでは最新版のiOSがインストールされたiPhone8以降、Apple WatchはwatchOS7.0がインストールされたApple Watch Series 3以降(Face ID, Touch IDまたはパスコードが設定されているもの)となっています。
残念ながらApplePayが初搭載されたiPhone7は非対応なので注意してください。
【PASMO対応可のApple製品】
端末 | 対象機種 |
iPhone | iOS14.0がインストールされたiPhone 8以降 |
Apple Watch | watchOS7.0がインストールされたApple Watch Series 3以降(Face ID, Touch IDまたはパスコードが設定されているもの) |
また、PASMOも種別によってApplePayへの取込可否が変わるので、こちらも注意してください。
ApplePayに移行(取込)可能なPASMOは、種類によって異なります。
【ApplePay対応可のPASMO】
ApplePayに移行可能 | ApplePayに登録不可 |
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PASMOのApplePayへの詳しい移行(取込)方法は、下記の記事をご参照ください。
【ついに!PASMOのApplePayへの移行方法はこちら⇩】
6gram(ロクグラム)とは
6gram(ロクグラム)とは、mixiが運営するプリペイドカードアプリです。
【6gramのダウンロードはこちら】
アプリ内のプリペイドカードは、クレカや銀行口座からチャージすることで利用できます。プリペイドカードの発行ブランドは、JCBです。
アプリ内で複数枚プリペイドカードを発行することや、複数人で共有しながら利用するグループカードもあります。また、Google PlayとApplePayにも対応しており、今後はリアルカードも発行するようです。
【6gramの詳細記事はこちら⇩】
6gramは招待制だけど…
6gramは招待制となっています。
そのため、6gramへの招待をご希望の方は、キャッシュレスオタクまでDMをくれればすぐに招待いたします。
※2021年2月から公式からのURL送信はなくなり、完全招待制となりました。
【朗報】Kyashから6gramへのチャージは還元対象‼️
👉遂にKyashが3Dセキュアに対応
👉Kyashの3Dセキュア対応でクレカ(1%還元〜)→Kyash(1%還元)→6gramの連携が可能にKyashのチャージ分が獲得予定ポイントとして表示されました🤗
特に還元率が改悪になった楽天カードのヘビーユーザーには朗報かと pic.twitter.com/ATWiLCP8Hl
— キャッシュレスオタク@6gram招待お兄さん💳 (@cashlessotaku) November 17, 2020
6gramへのチャージ方法
6gramには4つのチャージ方法があります。
【チャージ方法一覧】
- クレジットカード
- 銀行
- セブン銀行ATM
- ApplePay
6gramにチャージできるクレジットカードは、VISAとMasterCardブランドのみです。JCBやAMEXカードからのチャージはできません。
また、チャージに使うクレジットカードは3Dセキュア認証に対応する必要があります。
なお、6gramのチャージに対応している銀行は、以下の6つです。
【チャージ可能銀行一覧】
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
銀行のWebサービスを使い、銀行口座を紐づけするだけで、銀行口座から直接チャージできます。
他のキャッシュレス決済にはあまり対応していないことで有名な三菱UFJ銀行も利用できます。
【5%還元:三井住友カード(ナンバーレス)の詳細はこちら】
6gramがPASMOチャージで注目される理由
Visa LINEPayカードは、初年度年会費無料で初年度還元率が3%という非常におトクなクレカです。
そもそも、なぜ6gramが必要になるかというと、KyashからのPASMOやSuicaといった交通系ICカードへのチャージが還元対象外となっている一方、Visa LINEPayカードから6gramを経由したチャージは、還元対象になっているからです。
一部Twitterやサイトの情報で、Visa LINEPayカード→6gram→Suicaへのチャージで、LINEポイントが還元されることからSuica利用者間で6gramが広まりました。
VisaLINEpayからSuicaにチャージは0%還元です。。
ですが。。
6gramという
mixiが開発したバーチャルカードからのチャージをすると
なんと3%還元されるのを確認しました。完全クローズの
紹介カードとなります。
アプリはこちらから💁♀️https://t.co/5G7fobPcAo紹介欲しい人はDMください。
— しんぽい/お得オタクTV (@travelmonkeypoi) May 22, 2020
そして今回、PASMOがApplePayに対応したことで、Visa LINEPayカード→6gram→(ApplePay)→PASMOへのチャージが可能となったため、PASMOでもSuicaと同様に、無料で3%還元チャージが可能となりました。
Kyashと6gram
6gramは、プリペイド型カードとして有名なKyashに似ています。
これまで、6gramへKyashにチャージすることはできませんでした。
なぜなら、6gramにチャージできるのは、3Dセキュア認証に対応したカードのみだからです。
しかし、11/17(火)よりKyashが3Ⅾセキュア認証に対応したため、Kyashから6gramへチャージすることが可能となりました。
そのため、クレカ(1%還元のような楽天カード)→Kyash(1%還元)→6gramへの連携が可能となりました。
特に楽天ペイからSuicaへのチャージは0.5%還元ですが、この方法を使えば楽天カード(1%)→Kyash(1%)→6gram→Suicaへの流れで2%還元でSuicaにチャージできます。
つまり、楽天カードで楽天キャッシュにチャージ(0.5%)→楽天キャッシュを使い楽天ペイでSuicaにチャージ(0.5%)の合計1%還元よりもこちらの方がおトクです。
6gram→Kyashへのチャージは不可
他方、Kyashへ6gramからチャージすることはできません。
なぜなら、Kyashにチャージできるのは、VISAかMasterCardブランドのカードのみであり、6gramはJCBブランドであるからです。
つまり、6gramとKyashを組み合わせてポイント二重取りをすることはできません。
Visa LINEPayカードとKyash以外に6gramにチャージ可能な3Ⅾセキュア対応済みのおススメクレカは、還元率1.2%のリクルートカードや、還元率1%の楽天カードです。
【6gramとKyashの比較記事はこちら⇩】
6gramを使ったPASMOへのチャージ方法
では、実際に6gramの発行からPASMOまでのチャージ方法を解説していきます。
6gramから参加リクエストを送信して会員登録
まずは、6gramのアプリをダウンロードし会員登録をしましょう。
6gramは表向きは招待制となっていますが、現在は電話番号を入力しリクエストを送信すると、1日ほどで招待SMSが送られてきます。
招待状は上の画像のようにレシートのようになっていて面白いです。
送信されたSMSの指示に従って、会員登録を完了させてください。
※もし招待が必要な場合、キャッシュレスオタクまでDMを送っていただければ招待いたします。
6gramでプリペイドカードを準備
会員登録が完了したら、Suicaのチャージに使うプリペイドカードを準備します。
6gramは用途ごとに、プリペイドカードを自由に発行できます。
まずは、デフォルトで発行されている「1gram」というプリペイドカードを使用しましょう。
Visa LINEPayカードを6gramに紐付け
次に、6gramにVisa LINEPayカードを紐づけます。
プリペイドカードのチャージを選択し、チャージ元を「クレジットカード」に指定します。
その後、Visa LINEPayカードのクレカ情報を入力し、3Dセキュア認証手続きを済ませてれば、紐づけ完了です。
紐付け完了後、1,000円以上をSuicaにチャージしてみましょう。
PASMOに6gramからチャージ
最後に、6gramからPASMOにチャージします。
PASMOにチャージする方法は、以下の2つです。
❶ApplePay/GooglePay経由でチャージする
6gramは、ApplePay/GooglePayに対応しています。
6gramをApplePay/GooglePayに連携させるには、「カード設定」から「6gramカードをiPhone/Androidに追加する」を選択し、ApplePay/GooglePayアプリ先で連携手続きをしてください。
モバイルPASMOもしくはApplePayに登録したPASMOカードに対し、ApplePay/GooglePayで6gramを選択し、入金(チャージ)金額を選択後、チャージすることができます。
ApplePay/GooglePay経由でチャージする時は、6gramで発行されたJCBのプリペイドカードをチャージ元に選択することを忘れないようにしてください。
※ApplePayの支払い方法は、「設定」→「WalletとApplePay」から確認できます。
※ApplePayのデフォルトの支払い設定は、「設定」→「アカウント」→「支払いと配送先」を開いて一番上にあるクレカです。編集機能でカードを移動させることで変更できます。
❷6gramから直接チャージする
ApplePay/GooglePayが利用できないユーザーの場合は、モバイルPASMOを使います。
チャージ元に6gramのプリペイドカード情報を登録し、6gramからチャージします。
カード情報を確認する場合は、トップページからカードを選択後、右下にあるインフォメーションマークをタップすると、カード情報が表示されます。
カード情報を直接Suicaに入力し登録することで、チャージ元として設定できます。
6gramが還元対象外になる可能性
10月7日(水)時点のチャージでは還元対象
10月7日(水)時点で、Visa LINEPayカード→6gramでSuicaにチャージした分のLINEポイントが還元されました。
※6gramへのチャージは、LINEPayの履歴上で6gram運営の「ミクシィ」と表記されます。
SuicaがNGになった場合は、同時にPASMOも還元対象外となる可能性があるでしょう。
ちなみにLINEポイントは決済日から数日経つとポイントが還元されるため、チャージ日から還元日までにギャップが生じます。
実は、本来Visa LINEPayカードは「プリペイドカードへのチャージ」を還元対象外としています。
そのため、いずれ6gramへのチャージが対象外となる可能性もあるので、注意してください。
キャッシュレス事務局