「○○ペイ」といったスマホのキャッシュレス決済アプリがたくさんありますね。
しかし、
「○○ペイが多すぎてどれを使えばいいか分からない…」
と、どのキャッシュレス決済アプリを使えばいいのか分からず、悩んでいる方も多いかと思います。
そこで、この記事では以下のポイントに沿って、オススメのキャッシュレス決済についてご紹介します。
❶スマホのキャッシュレス決済の種類
❷スマホのキャッシュレス決済のランキング
❸各スマホ決済アプリのご紹介
スマホのキャッシュレス決済の種類
バーコード・QR決済
PayPayやLINEPayといった、キャッシュレスの波に合わせて普及したのが「バーコード・QR決済」です。
特徴はスマホの画面上のコードを読み取る「バーコード決済」と、店頭のQRを読み取って決済をする「QR決済」の2種類があることです。
また、基本的にどのスマホでもアプリをダウンロードすれば利用できます。
【合わせて読みたい!最新のQR決済のキャンペーン情報はこちら】
[blogcard url=”https://cashlessnator.com/?p=1951″]タッチ式(非接触式)決済
モバイルSuicaやApplePayなどの特定のスマホのみで利用できるのが、非接触式(タッチ式)決済です。
特定のスマホとして、例えばApplePayが使える7以降のiPhoneや、GooglePayが使えるGooglePixelなどがあります。
他にも「iD」や「QUICPay」や「Visaタッチ決済」といった、これまでクレジットカードに搭載されていたタッチ式決済も上記のスマホで対応しています。
以下では、バーコード・QR型のスマホ決済について解説していきます。
【合わせて読みたい!Visaタッチ決済の関連記事はこちら】
[blogcard url=”https://cashlessnator.com/?p=977″]スマホ決済のランキング・比較
加盟店の認知度ランキング
スマホ決済の加盟店の認知度調査によると、加盟店の認知度が最も多いのが、PayPay(68.6%)です。
2位が楽天ペイ(7.5%)、3位にd払い(6.3%)となっています。
他にも都道府県ごとの加盟店の認知度調査でもPayPayが他のスマホ決済を圧倒しており、全国的にPayPayの認知度が強いようです。
【出典:2020年1月 QRコード決済の利用可能店舗数に関する調査】
加盟店数
加盟店の認知度ランキングと同様に、加盟店数のランキングも同様にPayPayが1位です。
例えば、新宿駅周辺の加盟店数の調査によると、PayPayの加盟店が最も多いことが分かります。
【出典:2020年1月 QRコード決済の利用可能店舗数に関する調査】
還元率
スマホ決済を選ぶ上で気になるのが還元率です。
通常の最大還元率を比較してみると、LINEPayの還元率2%が一番高いように見えますが、還元率を2%にするには少々時間がかかります(後述)。
一方、PayPayの最大還元率は1.5%と、他のスマホ決済に比べて比較的高いです。
そのため、還元率だけで見ると、PayPayがオススメのスマホ決済になります。
【合わせて読みたい!PayPay・LINEPay・楽天ペイの比較記事はこちら】
[blogcard url=”https://cashlessnator.com/?p=1656″]【5選】オススメのスマホ決済
PayPay
メリット
❶還元率が高い
PayPayの魅力はその還元率の高さです。
「PayPay残高払い」にすると、誰でも還元率が1.5%になります。他のスマホ決済の還元率が0.5%だということを考えると比較的高いです。
さらに「まちかどPayPay」や「スーパーマーケット大還元祭」といったキャンペーンを活用すると、還元率が最大+10%されます。
❷加盟店が多い
他のスマホ決済に比べて、PayPayの加盟店は非常に多いです(一部抜粋)。
特にイオンやオーケー、イトーヨーカドーといったスーパーで利用できることが特徴です。他にも商店街の小売店舗やダイソーなどの百円ショップなど、幅広い店舗で利用することができます。
❸ヤフーショッピングやPayPayモールで使える
PayPayは、「ヤフーショッピング」や「PayPayモール」といったECサイトの支払いで利用することもできます。
PayPayで支払うと通常の還元率よりも高くなることもあります。
【合わせて読みたい!PayPayモールの関連記事はこちら】
[blogcard url=”https://cashlessnator.com/?p=1452″]還元率
PayPayの通常の還元率は最大1.5%です。
還元率を1.5%にするには、以下の2つの方法があります。
❶PayPay残高にチャージし、PayPay残高払いで支払う
❷ヤフーカードのクレカ払いで払う
PayPay残高へのチャージは、紐付けした銀行口座かヤフーカードから行うことができます。ヤフーカード以外のクレカでのチャージはできません。
【合わせて読みたい!PayPayの還元率に関する記事はこちら】
[blogcard url=”https://cashlessnator.com/?p=1106″]加盟店
PayPayは、コンビニからスーパーまで様々な店舗で利用することができます。
特にイオンやオーケーストアといったスーパーで利用できる点が特徴です。
また、「近くのお店」のタブを使って、現在地から近くの加盟店をチェックすることができます。
【PayPayの加盟店一覧はこちら】
オススメのクレカ
PayPayにオススメのクレカは、ヤフーカードです。
PayPayにチャージできるクレカはPayPayのみです。他のクレカではチャージできません。
またPayPayのクレカ払いでも、ヤフーカードでの支払いは還元率が1.5%になりますが、他のクレカでは還元率がゼロになるので注意してください。
【合わせて読みたい!PayPayとアメックスの連携裏技とは?】
[blogcard url=”https://cashlessnator.com/?p=1364″]キャンペーン
PayPayでは複数のキャンペーンを開催しています。ここでは主な2つのキャンペーンについてご紹介します。
❶まちかどPayPay
「まちかどPayPay」は、キャンペーン対象店舗でPayPay決済をすると、20回に1回の確率で最大1,000円が当たるキャンペーンです。
4月からは第3弾が始まります。
❷10時~14時がおトク!春のスーパーマーケット大還元祭
「春のスーパーマーケット大還元祭」では、お昼の時間帯限定でキャンペーン加盟店で決済をすると、5~10%還元されるキャンペーンです。
通常のPayPayユーザーの場合は還元率は5%ですが、ヤフープレミアム会員の場合は還元率が10%になります。
時間帯が10時~14時であることと、キャンペーン加盟店のスーパーのみでの決済が対象となります。
楽天ペイ
メリット
❶楽天ポイントが貯まる・使える
楽天ペイを利用すると、楽天ポイントが貯まります。
貯めた楽天ポイントはコンビニや楽天市場での支払いに利用できるので、非常に多くの使い道があります。
逆に楽天市場で貯めた楽天ポイントを楽天ペイで利用することもできます。
❷楽天Edyと連携できる
これまで楽天ペイと楽天Edyは別々のアプリで独立していました。
しかし、Android端末限定で楽天ペイに楽天Edyの機能が統合できるようになりました。
決済は別々のままですが、1つのアプリに楽天ペイと楽天Edyを集約することで、楽天ポイントで決済の管理がしやすくなりました。
【合わせて読みたい!楽天ペイと楽天Edy統合の記事はこちら】
[blogcard url=”https://cashlessnator.com/?p=1802″]還元率
楽天ペイの還元率は、0.5%(200円=1ポイント)です。
加盟店
楽天ペイの加盟店には、楽天ペイのステッカーが店舗内に貼ってあります。
また、楽天ペイは「auPAY」の加盟店でも利用可能です。
【合わせて読みたい!auPAYの関連記事はこちら】
オススメのクレカ
楽天ペイでオススメのクレカは「楽天カード」です。
楽天カードの還元率は1%なので、楽天ペイと紐づけると還元率が1.5%になります。
特に楽天ペイのキャンペーンの多くは、楽天カードを紐付けて置くことを条件としていることが多いです。楽天ペイを利用する場合は、楽天カードを発行しておくことを強くオススメします。
キャンペーン
3月2日まで「ずーっと還元率5%キャンペーン」を開催していました(既に終了)。
このキャンペーンは第2弾ということや、注意書きには「3月2日以降も同様の還元施策を実施する可能性があります」とあるので、今後も同様のキャンペーンが開催されるかもしれません。
LINEPay
メリット
❶LINEアプリ内に決済機能がある
LINEPayのメリットは、普段利用するLINEのアプリ内で決済ができる点です。
他のアプリのように新しくアプリをダウンロードする必要がありません。
ちなみに、LINEPayの決済機能だけを取り出したLINEPay専用のアプリもあります。
【Android端末でのDLはこちら/iOS端末でのDLはこちら】
❷QUICPayが利用できる
Android端末限定ですが、GooglePayと連携させると、LINEPayにチャージした金額でQUICPayを利用することができます。
そのため、QUICPayが利用できる店舗で、LINEPay残高で決済することができます。
❸公共料金の支払いができる
LINEPayは電気・水道・ガスといった公共サービスの支払いに利用できます。
もちろん、公共サービスでの支払いにもポイント還元対象です。
【LINEPayでの公共料金の支払いができる地域の詳細はこちら】
還元率
LINEPayの還元率は「マイカラー制度」で決まり、ユーザーによって還元率が違います。
マイカラー制度では、これまでのLINEPayでの支払い額に応じて、還元率が0.5%~2%に変化します。
【バッジカラーの判定基準】
《グリーン》支払い金額 : 10万円以上/月
《ブルー》支払い金額 : 5万円~9万9,999円/月
《レッド》支払い金額 : 1万円~4万9,999円/月
《ホワイト》支払い金額 : 0円~9,999円/月
引用元:マイカラープログラムについて
例えば、還元率が1%を超えるブルーになるには、LINEPayで月5万円以上の利用が必要です。
マイカラーがホワイト(0.5%還元)の場合は、他のスマホ決済の同じ還元率です。
マイカラーがレッド(0.8%還元)の場合は、PayPayの次に通常還元率が高くなります。
自分のマイカラーは、LINEPayのメインメニューからマイカラーのタブをクリックすると確認できます。
加盟店
LINEPayの加盟店には、上の画像のようなステッカーが貼ってあります。
大手コンビニ3社や、ガストといった大手飲食チェーン店で利用することができます。
【LINEPayの加盟店一覧はこちら】
オススメのクレカ
LINEPay残高へのクレジットカードによるチャージはできません。
LINEPayに登録したクレカは、コード・QR決済とLINEの関連サービスでのみ利用できます。
一方、LINEPayのバーチャルカードが発行できます。
これは、利用しているLINEPayのアカウントと紐づいたクレジットカードで、JCBの加盟店やECサイトの支払いで利用することができます。還元率にはマイカラー制度が適応されます。
キャンペーン
LINEPayは2020東京オリンピックカラーのVisaカードが発行できるキャンペーンを開催中です。
初年度は還元率が3%になるなど、非常に魅力的なクレカです。
【合わせて読みたい!LINEPayのVisaカード発行に関する記事はこちら】
[blogcard url=”https://cashlessnator.com/?p=1031″]メルペイ
特徴・メリット
❶メルカリの売上金が使える
メルペイでは、メルカリの売上金をそのままメルペイ決済で利用できます。
メルカリの売上金があれば、クレカや銀行口座からいちいちチャージする必要がありません。
❷メルペイスマート払いでクレカが不要
「メルペイスマート払い」とは、翌月末までに先月のメルペイの利用額を清算できる機能です。簡単にいえば、メルペイアプリ内専用のクレカ機能です。利用には本人確認が必要です。
メルペイスマート払いを利用すると、翌月中に自分の好きなタイミングで、メルペイ残高で清算することができます。メルペイ残高以外の清算方法にはコンビニ払いなどがありますが、300円の手数料がかかってしまうので、メルペイ残高で清算することをオススメします。
また、スマート払いの上限額も「5,000~70,000」の間で、自由に設定することができます。
❸iDが使える
メルペイでもっとも便利は点は、iDが使える点です。iD加盟店の決済でメルペイ残高が利用できます。
iDはコンビニやスーパーなど多くの店舗で利用できる非接触式(タッチ式)決済機能です。利用できる端末はiPhoneの場合は、iPhone7以降、Android端末の場合はGooglePixelなふどGooglePayが利用可能な端末です。
また、iDは非接触式(タッチ式)のため、メルペイの時のようにコードをかざしたり、QRを読み取る必要はなく、非常にスムーズに決済ができます。
還元率
メルペイに還元率はありません。
加盟店
メルペイの加盟店に加えて、iDを利用できる端末を持っていれば、全国のiD加盟店でメルペイが利用できます。
オススメのクレカ
メルペイはクレカからのチャージができません。その代わり、登録した銀行口座からチャージできます。
キャンペーン
現在、メルカリでは「メルペイフィーバー・サンデー」2つのキャンペーンを開催しています。
キャンペーン対象店舗での支払いで最大50%分が還元されます。
【合わせて読みたい!メルペイフィーバー・サンデーの詳細記事はこちら】
[blogcard url=”https://cashlessnator.com/?p=2058″]d払い
メリット
❶コンビニでのキャンペーンが多い
スマホ決済を利用する場面が最も多いのがコンビニといわれています。
そのコンビニで非常に多く高還元率のキャンペーンを開催しているのが、d払いです。
特にファミマやローソンでは、還元率が20倍になるキャンペーンも開催されていました。
キャンペーンは定期的に開催されるので、随時チェックが必要です。
【合わせて読みたい!過去のd払いのキャンペーン記事はこちら】
[blogcard url=”https://cashlessnator.com/?p=1708″]❷AmazonなどのECサイトで使える
d払いはAmazonといった187個のECサイトの決済手段として利用できます(一部抜粋)。
d払いが利用できるECサイトの一覧はこちら
還元率
d払いの還元率は0.5%(200円=1ポイント)です。
他のスマホ決済と比較すると低いように見えますが、支払いにdカードや楽天カードを使うと、還元率が+1%~されます。
加盟店
d払いは全国のコンビニや家電量販店、飲食店で利用できます(一部抜粋)。
特にコンビニでのキャンペーンが多いので、コンビニでスマホ決済を利用することが多い方には非常にオトクです。
【d払いの加盟店一覧はこちら】
オススメのクレカ
d払いに登録できるのは、「3Ⅾセキュア認証」を持ったクレカのみです。
3Ⅾセキュア認証を持ったクレカとしてオススメなのは、永年年会費無料のdカードです。
dカードと連携すると、還元率が1%上乗せされます。
キャンペーン
d払いは定期的にネットショッピングやコンビニでの利用で還元率が上がるキャンペーンを開催しています。
随時、d払いのサイトを確認してみてください。
【現在開催中のd払いのキャンペーン詳細はこちら】

キャッシュレス事務局