Visaタッチの決済音が気になった
「Visaタッチの決済音ってどんなだろう?」
どうも、キャッシュレスオタクです。
普段はキャッシュレス関係の情報を「キャッシュレスオタクの部屋」というブログで発信しています。
実は先日届いたVisa LINEPayカードで使えるVisaタッチの決済音が気になっていました。
なぜなら、楽天Edyの「シャリーン」やPayPayの「ペイペイ!」といった具合に、Visaタッチ決済にも独自の決済音があるのではないか思ったからです。
ということで買い物がてら、Visaタッチが使えるローソンでVisaタッチ決済をしてきました。
【Visaタッチについてはこちら】
「Visaタッチ?」と店員さんが困惑
(※写真はセルフレジですが、実際は店員さんがいました)
最寄りのローソンにて買いたい商品を選び、いざレジへ。
忘れずにポイントカードを提示してまずはポイントゲット。
店員さんが順々に商品のバーコードを読み取っていきます。
一方、早くVisaタッチ決済をしたい気持ちが高まっていきます。
さて、商品全ての読み取りが終わったので、すかさず「Visaタッチで」と伝えます。
その時です。
店員さんが「Visaタッチ?」と、困惑した表情を見せました。
察するに「Visaタッチ」を知らないという感じでした。
実はVisaタッチを利用する時は、「Visa」でも「Visaタッチ」のどちらで伝えても良いのです。
実際は、Visaタッチで決済したいがために敢えて「Visaタッチ」と伝えたこちら側に問題があるでしょう。
ただ、Visa LINEPayカードを見せると、店員さんがレジの設定をいじり、決済リーダーに光がともりました。
さて、この決済リーダーにかざせば、Visaタッチで決済できるということで、期待も最高潮に。
おそるおそるVisa LINEPayカードを決済リーダーに近づけます。
遂に、Visa LINEPayカードをかざし、少し待つと、
「ポー」
とエラー音のような音が鳴りました。
見ると決済リーダーが赤く光っている状態でした。
「え、失敗…?」
ふと、嫌な予感がよぎりましたが、その後すぐに店員さんがレシートを出してくれました。
どうやら、Visaタッチでの決済が上手く完了したようです。
さっきの「ポー」という音は、決済リーダーがカードを認識した音で、エラー音ではなかったようです。
つまり、「ポー」というのがVisaタッチの決済音、ということでした。
通常のクレカと同じ音
よくよく考えれば、「ポー」という音は、クレカを使った時に出る音と同じです。
つまり、Visaタッチの決済音は、クレカで決済した時と同じということですね。
Visaタッチを知らなそうな店員さんも、決済が完了した時も「なんだ、Visaか」と漏らしており、オペレーション自体は通常のクレカとも別段変わらないようでした。
結局は、決済リーダーによって出るクレカの決済音がVisaタッチの決済音にでもなるのでしょう。
今回は、ローソンでしたが、イオンやマクドナルドでは、別の決済リーダーなので、別の音が鳴るかもしれません。
多分、ローソン同様、クレカで決済した時と同じ音が出ると思います…。
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Visaタッチの認知度が低い
今回の体験で1つ気になったことは、店員さんが「Visaタッチ」を知らなかったことです。
確かに、ローソンは様々な決済に対応しているので、全ての決済を覚えることは非常に難しいでしょう。
ただ、最も深刻に感じたことは、Visaタッチ決済を通常のクレカと同じ決済手法と勘違いされたことでした。
そもそも、Visaタッチの良さは、タッチだけで決済が済む点です。
決済端末に挿入することも、店員さんに渡すことも、暗証番号の入力もサインも全て必要ありません(1万円以下の場合)。
実際は「Visa」と言おうが「Visaタッチ」と言おうが、オペレーション自体に変わりはないようだったので、今回は特に問題はありませんでした。
しかし、Twitterを見ると、やはりVisaタッチを知らない店員さんが、Visaタッチを利用するつもりのユーザーから、クレカをあずかろうとしたり、決済端末に差し込むように伝えてきた事例もあるようです。
そもそも、Visa「タッチ」なので、わざわざ決済端末に差し込む必要はないはずですが…。
https://twitter.com/xyan_skrn/status/1262652128692039681?s=20visaタッチ決済使うと、カードを差し込まずに一瞬でカード情報の読み取りが終わるので、存在を認識していない店員さんが「カードをこちらに差し込んでくだ……えっ?」ってなる
— kakiraちゃん (@kakira9618) May 22, 2020
Visaタッチが主流になるために
先日、Visaタッチに関するこの記事を読みました。
今後はVisaタッチのような、タッチ式のクレカが普及する、という話でした。
これまでの暗証番号入力やサインの手続きが無くなるので、タッチ式のクレカが普及する可能性が高いと思ってます。また、コロナの影響で非接触式決済の利用率も上がっているようです。
しかし、自分やTwitterでVisaタッチ決済を使おうとしてできなかったユーザーの経験を踏まえると、Visaタッチのようなタッチ式クレカの認知度UPと、「クレカ=決済端末に挿入」のようなステレオタイプ的な考えを刷新する必要があるでしょう。
6月11日から、セブンイレブンでVisaタッチ決済が利用できるようになりました。
せっかくの便利なタッチ式決済が、認知度の低さから利用できないということだけは避けてほしいです。
キャッシュレス事務局