2021年1月26日(水)より、JCBとリクルートが提携し、経費管理がラクになり、ポイントもたまるおトクなビジネスカード「Airカード」の提供が開始されました。
Airカードとは、JCBとリクルートが提携して発行する、還元率1.5%の法人カードであり、法人カードとしては、業界No.1の還元率です。
今回は、そんな業界No.1の還元率を誇るAirカードのメリットやデメリット、年会費や還元率について解説していきます。
Airカードとは
【概要】Airカード | |
申込可能な対象者 | 法人もしくは個人事業主(18歳以上のみ) |
年会費 | ・カード使用者1名の場合 5,500 円(税込) ・使用者追加1名ごとに 3,300 円(税込) |
還元率 | 1.5%(法人カード業界No.1) |
発行条件 | 「AirID」の登録 |
貯まるポイント | リクルートポイント(使用者IDに紐づけたリクルートIDに付与) |
国際ブランド | JCB |
カード付帯保険 | ショッピング保険(海外)年間最高 100 万円 |
追加可能なカード | ETC/QUICPay(クイックペイ)TM |
支払日 | 毎月15日締め、翌月10日支払い(土・日・祝日の場合は翌営業日) ※ご利用明細は、JCBの会員専用WEBサービス「MyJCB」でご確認ください。 |
ポイント加算日 | 翌月11日にリクルートポイントを加算 |
※Airカードの公式サイトはこちら
Airカードの年会費
Airカードの年会費は、カード使用者1名(代表者)につき、5,500円です。
ただし、別の使用者を追加する場合、1名3,300円(税込)と、年会費が4割引きになります。
Airカードの還元率
Airカードの還元率は、1.5%です。
これは法人カード業界内では、No.1の還元率と、かなりオトクです。
Airカードの発行対象者
Airカードが発行できるのは、「法人」もしくは「個人事業主(18歳以上)」のみです。
一般消費者は発行できません。
Airカードが発行された背景
Airカードの提供が開始された背景には、2020年10月に施行された「改正電子帳簿保存法」があります。
この法律により、会計帳簿の処理で保存すべき書類を電子データ(電磁的記録)で保存することができるようになりました。
また、クレジットカード等でのキャッシュレス決済を行った際、デジタル化された利用明細データを領収書の代わりに利用できることから、ビジネスシーンにおける経費精算のデジタル化やペーパーレス化が進んでいます。
そんな中、法人カードのさらなる普及を目指すJCBと、「Airレジ」「Airペイ」といった「Air ビジネスツールズ」を提供するリクルートが、「法人カードの普及を通して店舗の経費管理の煩わしさを解消したい」という想いから今回の提携に発展し、Airカードの提供開始に至ったそうです。
※Airカードの提供開始背景についてはこちら
Airカードのメリット
Airカードのメリットは、以下の3つです。
- 業界No.1の還元率1.5%
- 経費精算が楽になる
- Pontaに交換可能なリクルートポイントが貯まる
業界No.1の還元率1.5%
1.5%還元のAirカードは、法人カード業界でNo.1の還元率を誇ります。
他の法人カードと比較すると、還元率1.5%が高いことがわかります。
カード名 | 還元率 |
Airカード | 1.5% |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | 0.50% |
三井住友ビジネスカード クラシック(一般)カード | 0.50%~1.00% |
EX Gold for Biz M | 0.25%~0.50% |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 0.50%~1.00% |
参考サイト:価格.com「法人カード・ビジネスカード比較」
経費精算が楽になる
Airカードの利用履歴は、連携中のAirIDに登録されます。
そのため、領収書の管理や立替精算が不要となり、また個人・法人利用の区別や、経費の利用状況をいつでも確認できるなど、日々の経理管理が楽になります。
法人と個人と利用分割が可能
Airカードは、個人利用と法人利用の明細を分けることができます。
そのため、これまで個人のカードを利用していた場合は、支払い明細から法人利用分だけを仕分ける必要がなくなります。
Pontaに交換可能なリクルートポイントが貯まる
Airカードの利用で、カードに紐づけたリクルートIDに、リクルートポイントが貯まります。
リクルートポイントは、ホットペッパーグルメやホットペッパービューティーといった、リクルートが提供するサービスにて、1ポイント=1円分として利用可能です。
また、リクルートポイントは、1ポイント=1Pontaポイントに交換可能です。Pontaポイントの方が、ローソンでの支払いやauPAY残高チャージなど、使える幅が広がります。
還元率1.5%のAirカードであれば、3倍多くリクルートポイントが貯まります。
Airカードのデメリット
一方、Airカードのデメリットは、以下の3つです。
- 年会費が比較的高い
- 法人か個人事業主しか発行できない
年会費が比較的高い
Airカードは、法人カード業界内ではNo.1の還元率を誇りますが、他のクレカに比べ年会費が割高です。
もともと年会費が高いアメックスブランドのクレカを除き、それ以外の法人カードと比較した場合、Airカードの年会費は少し高いといえます。
ただし、新たに利用者を1名追加する場合、年会費は4割引きになります。
カード名 | 年会費 |
Airカード | 5,500円(追加額は3,300円/人) |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | 34,100円(初年度無料) |
三井住友ビジネスカード クラシック(一般)カード | 1,375円 |
EX Gold for Biz M | 2,200円(初年度無料) |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 |
参考サイト:価格.com「法人カード・ビジネスカード比較」
法人か個人事業主しか発行できない
Airカードは、「法人」及び「個人事業主(18歳以上)」のみが申込可能対象です。
1.5%還元という高還元率は非常に魅力的ですが、一般消費者はAirカードは発行できません。
ちなみに、個人利用向けで「(実質)年会費無料」かつ「1.5%還元~」のクレカは、以下がおススメです。
- 【3%還元】Visa LINEPayカード
- 【2.5%還元】エポスゴールドカード(+6gram)
- 【合計2%還元】楽天カード+Kyash
Airカードの発行方法
Airカードの発行には、AirIDの登録と専用ページからの申し込みが必要です。
①「Air カード」Web サイトにて AirID をご登録
②申込み内容のご入力
③入会審査・書類の提出
④CARDの受領
※「Air カード」申込みサイトはこちら
Airカードの新規入会キャンペーン
Airカードは、1月26日(火)から2 月 28 日(日)の申込み分までを対象に、「年会費キャッシュバック」と「10,000円キャッシュバック」という特典が付く、新規入会キャンペーンを発行中です。
新規入会者は、実質初年度年会費が無料になります。
キャンペーン実施期間 | 2021 年 1 月 26 日(火)~2 月 28 日(日)お申込み分まで (2021 年 3 月 31 日(水)までにカード発行された方) |
キャンペーン特典 | ①年会費キャッシュバック(新規入会者) ②10,000 円キャッシュバック(本会員のみ) |
※新規入会キャンペーンページはこちら
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