マクドナルドのモバイルオーダーアプリは、アプリ内でマックの注文から会計までが全てできるアプリです。モバイルオーダー機能は、そのモバイルオーダーアプリ内に搭載された決済機能で、クレカもしくはPayPay、LINEPayで支払いができます。
マクドナルドのモバイルオーダーには、
- アプリで注文から決済までが完結
- レジに並ばずに注文の受け取りが可能
- 店内飲食の場合は、店員さんにテーブルまで運んでもらうことが可能
といったメリットもあります。
一方、
- 楽天/dポイントが貯まらない
- ドライブスルーに対応していない
- 通信エラーが多い
といったデメリットもあります。
今回は、
- マックのモバイルオーダーアプリのメリット
- マックのモバイルオーダーアプリのデメリット
- マックのモバイルオーダーアプリのエラー対処方法
について解説していきます。
マックのレジでPayPay/LINEPayは使えない
202011月にスマホ決済アプリ「PayPay」が導入されました。
ただし、マクドナルド店舗でのレジ会計ではPayPay/LINEPayは使えません。なぜなら、マックのレジがPayPay/LINEPayといったバーコード/QR決済に対応していないからです。
あくまでマクドナルドでPayPay/LINEPayが使えるのは、モバイルオーダーアプリ経由の注文のみです。
マックのモバイルオーダーアプリのメリット
マクドナルドのモバイルオーダーアプリのメリットは以下の3つです。
- レジで並ばず注文できる
- 席まで運んでくれる
- 店内及びテイクアウトの両方に対応
レジで並ばず注文できる
マックのモバイルオーダーのメリットは、レジに並ばず注文できる点です。
アプリ内で商品の選択から決済まで全てが完結します。
特にお昼時や夕方、夜の時間帯はマックのレジはいつも混んでおり、長い時間待たされることもたくさんあります。しかし、マックのモバイルオーダーアプリなら、長蛇の列に並ぶことなく商品を受け取ることができます。
席まで運んでくれる
マクドナルドのモバイルオーダーアプリは、テイクアウトと店内飲食の2種類が選べます。
店内飲食の場合は、自分のテーブルまで商品を運んでもらうことも可能です。
※一部対象外店舗あり
現在、マクドナルド店内の各テーブルには、数字が入った銀色の丸いステッカーがついています。
このステッカーの数字を、モバイルオーダーアプリの注文時に入力することで、お店のスタッフさんにテーブルまで商品を届けてもらうことが可能です。席を離れずに注文ができるので、子供連れの方に非常に便利な機能です。
PayPayやLINEPayが利用可能
マクドナルドのレジ決済では使えない、スマホ決済の「PayPay」と「LINEPay」がモバイルオーダーのみ使えます。
PayPayで決済すると、0.5%~1.5%の還元を受けることができ、またLINEPayは「Visa LINEPayカード」を紐づけた「チャージ&ペイ」機能を使うと、3%の還元を受けられます。
そのため、モバイルオーダーアプリなら、スマホ決済アプリの高還元キャンペーンや割引などの恩恵を受けることができます。
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マックのモバイルオーダーアプリのデメリット
マクドナルドのモバイルオーダーアプリのデメリットは以下の3つです。
- 楽天/dポイントが貯まらない
- ドライブスルーに対応していない
- 通信エラーが多い
楽天/dポイントが貯まらない
マクドナルドのモバイルオーダーアプリの利用では、楽天ポイントやdポイントは貯まりません。
モバイルオーダーアプリの左上に、楽天ポイントカードとdポイントカードを表示できるタブがありますが、これはレジ決済時に利用するもので、紐づけしていてもモバイルオーダーアプリの利用はポイント還元の対象外です。
また、モバイルオーダーアプリの決済に、紐づけした楽天ポイント及びdポイントは使用できないので注意してください。実際に、楽天ユーザーの中には、あえてモバイルオーダーアプリを使用しない方もいるようです。
ドライブスルーに対応していない
マクドナルドのモバイルオーダーアプリでは、ドライブスルーに対応していません。
ただし、ドライブスルーではなく、駐車場で商品を受け取る「パーク&ゴー」には対応しています。そのため、モバイルオーダーアプリで注文した後に、注文店の駐車場で商品を受け取る必要があります。
通信エラーが多い
マクドナルドのモバイルオーダーアプリの評判を見ると、「通信環境が悪い」や「エラーばかり出る」といった口コミが見られます。
実際に筆者もマックではモバイルオーダーアプリを使いますが、起動してから注文までに、「通信エラー」の画面が数回も表示されることが時々あります。一時的な障害なのですぐ元通りになりますが、かなりの回数エラーが起こるときもあります。
モバイルオーダーアプリのエラー対処法
時々モバイルオーダーアプリでPayPay決済すると、上手く決済処理ができず、エラーが発生する時があります。
ここでは、エラーが発生した時の対処法について解説します。
モバイルオーダーアプリでエラーが発生した時の対象方法をいくつかご紹介します。
- マックのWi-Fiに切り替える
- 電波の良い場所に移動する
- 【PayPay/LINEPay】残高不足
- 【PayPay/LINEPay】アプリ遷移ミス
マックのWi-Fiに切り替える
マクドナルドの店内は、様々な電波が飛び交っていることや、地下フロアでは電波が悪いことを要因に、モバイルオーダーアプリが正常に作動しないことがあります。
そこで通信環境が悪い時におススメする対処方法は、マックのフリーWi-Fiに切り替えることです。マックの店内にはフリーで使用できるWi-Fiが飛んでいます。
Googleやヤフーアカウントを紐づけるだけで、誰でも簡単に利用できます。また、一度接続すると次回も自動的に接続されます。
ただし、フリーWi-Fiはセキュリティの面でリスクがあるので、注文時のみ利用するなどの注意が必要です。
電波の良いところに移動する
マックの店内でもアプリを起動する場所によって、電波の良し悪しが違います。特に店舗の地下スペースや店内の奥スペースは電波が届きにくく、モバイルオーダーアプリもうまく機能しないことが多いです。
そのため、モバイルオーダーアプリで注文する際は、窓際やレジ前など電波の電波が良い場所で利用することをおススメします。
一方、どこでも注文は可能ですので、お店に近い場所にいれば、来店前に電波の良い状態から注文しても問題ありません。
【PayPay/LINEPay】残高不足
【PayPay】PayPay残高払いのみ利用可能
PayPayでモバイルオーダーを決済をする場合、使用できるのは「PayPay残高払い」のみです。
つまり、ヤフーカードやヤフーカード以外のクレカ払いは利用できず、事前に残高チャージが必要となります。
PayPay残高もしくは支払い方法は、PayPayアプリHOME下の「支払う」をタップ後に表示される、バーコード画面の下で確認できます。
【LINEPay】チャージ&ペイの利用額限度に注意
LINEPayは残高を必要としない「チャージ&ペイ」も利用できます。
しかし、紐づけしてあるVisa LINEPayカードのクレカが利用上限に達した、もしくは利用制限がかかっている場合は、正しく決済ができません。
そのため「チャージ&ペイ」を利用する場合は、事前にVisa LINEPayカードの利用可能額や利用制限について確認するようにしましょう。
【PayPay/LINEPay】アプリ遷移ミス
モバイルオーダーでPayPay/LINEPayで決済する場合、「モバイルオーダーアプリ」→「PayPay/LINEPay」→「モバイルオーダーアプリ」へとアプリ遷移が必要です。
この遷移中に通信が途切れてしまったりすると、正常に注文が処理されません。
例えば、PayPay/LINEPayから再びモバイルオーダーアプリに遷移する際に、正常に戻ることができないと、注文がキャンセルされてしまう恐れがあります。そのため、アプリ遷移時には画面の案内に従って、正しく操作するようにしてください。
特に注意すべき部分は、モバイルオーダーアプリからPayPay/LINEPayに遷移するときに起動するブラウザを閉じてしまったり、起動したアプリの支払い承認ボタンを正しくタップしないと、注文が正常に処理されません。
起動したPayPayアプリで注文承認をすると、5秒後に自動的にモバイルオーダーアプリに戻りますが、注文を承認した後は、速やかに「モバイルオーダーアプリに戻る」をタップして、モバイルオーダーアプリに遷移してください。
最終的に登録したアドレスに「注文完了」のメールが届けば、注文が正常に処理されたことになります。
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