MIXI M(6gram(ロクグラム))とは、MIXIが運営するプリペイドカードアプリです。
アプリ内でバーチャルカードを何枚でも発行でき、グループで共有して利用することができます。
名前の由来は「今までのカード(5グラム)に1グラムを追加する」ということで、6gram(ロクグラム)という名称になったようです。※通常のクレカやデビットカードの重さは約5グラム
ただし、2022年2月3日より、ミクシィのサービスであることがユーザーにも分かりやすい、「MIXI M」というサービス名称に変更されました!
2019年にサービスを開始してから、招待制のサービスとして広がりつつあり、特にキャッシュレス界隈で利用する人が増えているようです。
リアルカードについては、Visaブランド「MIXI MCARD(6gramリアルカード)」を2021年6月8日に発行開始しました!
リアルカードについては「アプリ上」から申し込み・発行でき、国内外Visa加盟店で利用できるカードとなります。(MIXI M 公式サイトでチェック!)
MIXI M(6gram) | |
還元率 | 0% |
発行手数料 | 0円 |
オンライン決済 | 〇 |
オフライン(店舗)決済 | 〇(2021/6/8解禁) |
決済上限 | ~10万/月 or ~50万円/月 |
本人確認 | 任意 |
カードブランド | VISA/JCB |
ApplePay/GooglePay対応 | 〇(QUICPay) |
MIXI M(6gram)のメリット
MIXI M(6gram)のメリットは以下の5つです。
- プリペイドカードが最大30枚発行可能
- 年会費/発行手数料が無料
- ApplePayや/GooglePayでQUICPayが使える
- リアルカードも発行
- Visa LINEPayカードやKyashの還元対象
- 複数人で残高がシェアできると共にチャットでコミュニケーションも可能
プリペイドカードは最大30枚発行可能
MIXI M(6gram)は、アプリ内でプリペイドカードが最大30枚発行可能です。
新しく発行するカードは、それぞれ番号が異なっており、さらにカード名を好きな名前に変更可能です。
そのため「プライベート用」や「移動用」など、各用途に分けて使用することができます。
また、発行したプリペイドカードは招待した友達などと共有できます。
ちなみに、一般的なカードの重さが5グラムで、それにプラス1グラムの付加価値を追加したサービスであるというのが名前の由来とのことです。
複数人でも使用できる共有カードが作成可能!
MIXI M (6gram) ユーザー同士で1つの6gramカードを共有することができるので、家族で共有したり、チームメンバーやイベントなどの共有決済にも使用する事ができます。
MIXI M(6gram)では、グループは作ることでグループ内のメンバーで出し合った残高をシェアする事ができます。チャット機能もあり、グループ内でコミュニケーションを取りながら、残高シェアやお金を利用できたりする。ここで使われている決済基盤システムはAmazonのAWSを活用し、ミクシィが独自に構築したもので、グループへの入金上限額は10万円/回、10万円/月となっています。
<ポイント>
- グループ内で残高がシェアできる
- グループへの入金上限額は10万円/回、10万円/月
- チャット機能でグループ内コミュニケーションを取りながらお金を利用できる
年会費/発行手数料が無料
MIXI M(6gram)の年会費/発行手数料は無料です。
一方、MIXI M(6gram)と似た「Kyash」というプリペイドカードは900円の発行手数料がかかりますが、MIXI M(6gram)は利用に際し、一切お金はかかりません。
ApplePay/GooglePayでQUICPayが使える
MIXI M(6gram)は、ApplePayとGooglePayに対応しています。
ApplePayとGooglePayに設定すると、オフライン店舗でQUICPayを使って決済が可能です。
MIXI M(6gram)を使えば、エポスカードのように「iⅮ」や「QUICPay」に対応していないクレカでも、MIXI M(6gram)にチャージして利用することで、非接触決済が可能となります。
【必見:新たなモバイルSuicaのチャージ方法の裏技とは?】
リアルカードも発行可能になりました!
MIXI M(6gram)は2021年6月8日にリアルカード発行を発表致しました!
アプリから「リアルカード発行」を選択するだけで、簡単に申し込みできます。
MIXI M(6gram)リアルカードの概要
MIXI M(6gram)リアルカードは、券面に一切の情報が記載されておらず、スタイリッシュなデザイン性とセキュリティ面での安全性の高いカードとして利用可能です。
発行後すぐに国内外のVisa加盟店でのショッピングに利用できます。今話題のVisaのタッチ決済機能も搭載しているため、かざすだけで支払いできます。
「MIXI M (6gram)リアルカードのポイント」
- 年会費は無料
- 発行手数料は800円
- 有効期限は3年
- 利用枠は10万円~50万円/月
Visa LINEPayカードやKyashの還元対象
MIXI M(6gram)がキャッシュレス界隈で人気の理由が、MIXI M(6gram)が「Visa LINEPayカード(3%還元)」や「Kyash(0.2%還元)」からのチャージが、還元対象となっていることです。
通常、Visa LINEPayカードや楽天カードといったクレカ→プリペイドカードへのチャージは、還元対象外となることが多いです。実際に、同じくプリペイドカードの「TOYOTA Wallet」の場合は、Visa LINEPayカードの還元対象外となっています。
ところが、Visa LINEPayカードからチャージは、2%還元(2021年5月以降)の対象となります。
Visa LINEPayカードからMIXI M(6gram)にチャージした場合、チャージ表記は運営会社の「ミクシィ」になります。
そのため、「Visa LINEPayカード→MIXI M(6gram)→モバイルSuica/PASMO」へのチャージ経路が、実質2%還元となるということが注目を集めています(後述)。
Kyash改悪時にはMIXI M (6gram)ユーザーが激増
実際、2021年1/28(木)に、プリペイドカード「Kyash」の還元率が変更された時、チャージ済のKyash残高の送金(退避)先としてに、MIXI M(6gram)が注目を集めました。
Kyash→MIXI M(6gram)へのチャージは、Kyashの1%還元の対象だったため、1%還元のうちにKyash残高を送金しておきたいユーザーが多かったようです。
【朗報】KyashからMIXI M(6gram)へのチャージは還元対象‼️
👉遂にKyashが3Dセキュアに対応
👉Kyashの3Dセキュア対応でクレカ(1%還元〜)→Kyash(1%還元)→6gramの連携が可能にKyashのチャージ分が獲得予定ポイントとして表示されました🤗
特に還元率が改悪になった楽天カードのヘビーユーザーには朗報かと pic.twitter.com/ATWiLCP8Hl
— キャッシュレスオタク@6gram招待お兄さん💳 (@cashlessotaku) November 17, 2020
このように、通常は還元対象外となるクレカなどのチャージが還元対象となるのが、MIXI M(6gram)の魅力です。
【最新:Kyash改悪、還元率が0.2%の減少⇩】
MIXI M(6gram)とKyashの比較
MIXI M(6gram)と似たプリペイドカードに、株式会社Kyashが発行する「Kyash」があります。
Kyashは、以下の3種類があります。
- Kyash Card
- Kyash Card Lite
- Kyash Card Virtual
ここでは、リアル店舗とオンラインで利用できる「Kyash Card」と、オンラインのみで利用できる「Kyash Card Lite」とMIXI M(6gram)を比較してみます。
MIXI M(6gram) | KyashCard | KyashCardLite | |
還元率 | 0% | 1%(クレカチャージの場合は0.2%還元) | 0.5% |
発行手数料 | 0円 | 500円 | 300円 |
オンライン決済 | 〇 | 〇 | 〇 |
オフライン(店舗)決済 | 〇 | 〇 | × |
決済上限(本人確認有無) | ~10万/月 or 50万円/月 | 30万円/回 or 100万円/月 | 5万~10万円/回 or 12万~15万/月 |
本人確認 | 任意 | 必須 | 任意 |
カードブランド | VISA/JCB | VISA | VISA |
ApplePay/ GooglePay対応 |
〇(QUICPay) | 〇(QUICPay) | 〇(QUICPay) |
Kyashとの比較から見えるMIXI M(6gram)のメリット・デメリットは以下です。
【メリット】
- 発行手数料がかからない
- 本人確認が任意なので発行手続きが簡単
【デメリット】
- 還元がない
- 決済上限が若干低い
ただし、KyashへのVisa LINEPayカードなどのクレカチャージは、還元対象外となる一方、MIXI M(6gram)へのチャージは還元対象となるメリットもあります。
トライしてみた!MIXI M(6gram)→Kyashへのチャージは不可
VISAを選択できるようになった「MIXI M(6gram)」ですが、Kyashへのチャージはできるのでしょうか?!
MIXI M(6gram)からKyashにチャージすることはできませんでした。
VISAを選択してもKyashでは「プリペイドカードの登録」は受け付けていないとの事でした。
Kyash→MIXI M(6gram)へのチャージのみ可能
これまでKyashからMIXI M(6gram)にチャージすることもできませんでした。その理由は、MIXI M(6gram)にチャージできるのは、3Dセキュア認証に対応したクレカのみであり、Kyashは3Dセキュアに対応していなかったためです。
しかし、2020/11/17(火)よりKyashが3Ⅾセキュア認証に対応したため、KyashからMIXI M(6gram)へチャージすることが可能となりました。
そのため、クレカ(1%還元のような楽天カード)→Kyash(1%還元)→MIXI M(6gram)への連携が可能となりました。
【概要:Kyashが3Ⅾセキュアに対応⇩】
楽天カード→Kyash→MIXI M(6gram)が可能に
楽天ペイからSuicaへのチャージは0.5%還元ですが、楽天カード(1%)→Kyash(0.2%)→MIXI M(6gram)→Suicaへの流れが達成できます。
つまり、楽天カードで楽天キャッシュにチャージ(0.5%)→楽天キャッシュを使い楽天ペイでSuicaにチャージ(0.5%)の合計1%還元よりもこちらの方がおトクです。
【Kyashの関連記事はこちら】
MIXI M(6gram)の招待とセットアップ方法
6gramは招待制
MIXI M(6gram)は招待制です。
そのため、すでに6gramを使っているユーザーに招待を依頼して、招待URLを発行してもらう必要があります。
MIXI M(6gram)公式から招待してもらえない
2021年2月より、MIXI M(6gram)は公式から招待URLをもらうことができなくなりました。
今後は、すでにMIXI M(6gram)を使っているユーザーから招待URLをもらう必要があります。
【お知らせ】
2/1(月)12時よりサービス運営宛ての招待リクエストを停止し、6gram利用中の方からの招待でのみ6gramを利用開始できるようになります。
6gramご利用の方は引き続きこれからも友だちのご招待をお願いいたします。#6gram— 6gram – みんなで使えるグループウォレットアプリ (@6gram_official) January 25, 2021
MIXI M(6gram)の招待URLが欲しい場合
MIXI M(6gram)への招待をご希望の方は、キャッシュレスオタクまでDMをくれればすぐに招待いたします。
※すでに1000名以上の方をご招待しておりますので、下記のTwitter投稿のリプ欄もしくはDMを送ってください。
招待URLはそれぞれ違うため、DMで送る必要があります。依頼前には、必ずDMの開放をお願いします。
【朗報】Kyashから6gramへのチャージは還元対象‼️
👉遂にKyashが3Dセキュアに対応
👉Kyashの3Dセキュア対応でクレカ(1%還元〜)→Kyash(1%還元)→6gramの連携が可能にKyashのチャージ分が獲得予定ポイントとして表示されました🤗
特に還元率が改悪になった楽天カードのヘビーユーザーには朗報かと pic.twitter.com/ATWiLCP8Hl
— キャッシュレスオタク@6gram招待お兄さん💳 (@cashlessotaku) November 17, 2020
MIXI M(6gram)のセットアップ
以下の手順でMIXI M(6gram)をセットアップしていきます。
- 招待URLを受信
- SMSから会員登録
招待リクエストを受信
既存ユーザーから受けとった招待URLから、MIXI M(6gram)のダウンロード及び会員登録を行います。
MIXI M(6gram)のダウンロードはこちら
SMSで会員登録
SMSのURLをクリックすると、上記のようなレシート形式の招待ページに遷移するので、下部「アプリをはじめる」でアプリを起動します。
アプリ起動後は、名前や電話番号などを入力して会員登録を済ませてください。
会員登録が済めば、利用可能となります。
MIXI M(6gram)の招待方法
MIXI M(6gram)の会員登録ができたユーザーは、誰でもMIXI M(6gram)に招待することができます。
【招待方法】
- 右下の「アカウント」を選択
- 招待「友だちを追加」を選択
- 「QRコード」もしくは「招待URL」を送信
【5%還元:三井住友カード(ナンバーレス)の詳細⇩】
MIXI M(6gram)の使い方
MIXI M(6gram)の使い方について、以下の3点で紹介します。
- MIXI M(6gram)のチャージ方法
- MIXI M(6gram)の支払い方法
MIXI M(6gram)のチャージ方法
MIXI M(6gram)は以下の4つの方法でチャージできます。
- クレカ
- 銀行
- セブン銀行ATM
- ApplePay/GooglePay
なお、チャージ金額は1,000円以上で、本人確認の有無によってチャージ額と利用上限が変わります。
本人確認の有無 | 保有金額・チャージ上限金額 | ご利用上限額 |
有り | 500,000円 | 100,000円~500,000円 |
無し | ~100,000円 | ~100,000円 |
【MIXI M(6gram)へのチャージ手順】
- チャージ方法を選択
- チャージ金額を選択
- 下の「長押しでチャージ」ボタンを長押し
クレカ
MIXI M(6gram)にチャージできるクレカは、以下の条件があります。
- 3Dセキュア認証に対応
- カードブランド:VISA/MasterCard
MIXI M6gramにチャージできるクレカは、「3Dセキュア認証」への対応が必須です。またチャージできるカードブランドは、VISAとMasterCardブランドのみです。JCBやアメックス、ダイナースなどのクレカではMIXI M(6gram)にチャージできません。
クレカからのチャージ方法
MIXI M(6gram)に紐づけたクレカからチャージします。
【チャージ方法】
- プリペイドカードの「チャージ」を選択
- チャージ元を「クレジットカード」に指定
- 紐づけしたいクレカ情報を入力し、3Dセキュア認証手続きを実行
- 認証が済めば、紐づけ完了
銀行
MIXI M(6gram)にチャージできる銀行口座は以下の6つです。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
銀行口座からチャージする場合は、上記の銀行のWebサービスを連携することでチャージすることができます。
セブンATM銀行
セブンATM銀行から現金でMIXI M(6gram)にチャージすることができます。
1,000円以上からチャージ可能です。
【セブンATMからのチャージ方法】
- セブンATMのQRコードを読み取り
- 企業番号を入力
- チャージ金額を入金
ApplePay/GooglePay
ApplePayとGooglePayに登録したクレカやプリペイドカードからチャージすることができます。
アプリをインストール後、チャージ先にApplePay/GooglePayを選択してください。
【解説:サイゼで使えるキャッシュレス決済まとめ⇩】
MIXI M(6gram)の支払い方法
MIXI M(6gram)は、アプリ内で発行するプリペイドカードです(リアルカードも発行できるようになりました)
そのためカード番号を使えば、アプリ内やECなどのオンライン決済で利用可能です。
また、ApplePay/GooglePayに登録すると、オフライン店舗で「QUICPay」決済が利用できます。
MIXI M(6gram)のカード番号確認方法
【番号確認方法】
- 確認したいプリペイドカードを選択
- 右下のインフォメーションマークを選択
ApplePay/GooglePayへの追加方法
- 発行済みのプリペイドカードを選択
- ポップアップ下の「カード設定」を選択
- 「6gramをApplePay/GooglePayに追加する」を選択
- 電話を使った認証手続きが完了すれば追加完了
MIXI M(6gram)リアルカードでの支払い
MIXI M(6gram)リアルカードについては、通常のクレジットカードのように発行後すぐに国内外のVisa加盟店でのショッピングに使用できます。またVisaのタッチ決済機能も搭載しているため、かざすだけで支払いも可能です。
是非申し込んでみて下さいね!
MIXI M(6gram)を使った裏技
最後に、MIXI M(6gram)でできるおトクな裏技をご紹介します。
- 【2%還元】Visa LINEPayカード→MIXI M(6gram)→モバイルSuica/PASMO
- 【2.5%還元】エポスゴールドカード+MIXI M(6gram)
【2%還元(2021年5月以降)】Visa LINEPayカード→MIXI M(6gram)→モバイルSuica/PASMO
MIXI M(6gram)のメリットでも紹介したように、MIXI M(6gram)はチャージ元のカードの還元対象です。そのため、チャージ元のカードの還元対象外となることがありません。
その中で、2%還元(2021年5月以降)のVisa LINEPayカードを使えば、普段使うモバイルSuica/PASMOの還元率を実質2%にすることが可能です。
方法は簡単です。
- Visa LINEPayカード→MIXI M(6gram)にチャージ
- MIXI M(6gram)→モバイルSuica/PASMOにチャージ
「MIXI M(6gram)→モバイルSuica/PASMOにチャージ」の時は、MIXI M(6gram)のカード番号を入力する方法だと、モバイルSuica/PASMOへのカード情報入力が手間となります。
そのため、MIXI M(6gram)をApplePay/GooglePayに登録してこちらからチャージした方が簡単です。
【2.5%還元】エポスゴールドカード+MIXI M(6gram)
エポスゴールドカードとMIXI M(6gram)を組み合わせると、実質年会費無料で、常時2.5%還元になるという手法です。
上記で記載した通り、現段階でのモバイルSuica/PASMOへの最もコスパが良いチャージ方法は、「Visa LINEPayカード→MIXI M(6gram)→モバイルSuica/PASMO」です。
しかし、2021年4月末にVisa LINEPayカードの3%還元の終了するため、5月以降はこの「MIXI M(6gram)+エポスゴールドカード」の組み合わせが、モバイルSuica/PASMOのチャージで大活躍すること間違い無しです。
- エポスゴールドカードの還元率を3倍に設定(チャージ先にMIXIiを指定)
- エポスゴールドカードをMIXI M(6gram)に紐づけ
- 年間50万円以上利用(年会費無料に)
- 年間100万円以上利用(1万円分付与)
結論を言えば、クレカの年間利用額が合計100万円を超えている方は、この裏技をやるべきです。
【必見:6gram+エポスカードゴールドで2.5%還元!モバイルSuica/PASMOへの新たなチャージ方法とは】
キャッシュレス事務局