PayPayボーナス運用とは
PayPayボーナス運用とは、PayPayボーナスを使ったポイント投資機能です。
PayPayボーナスを使って、疑似的に投資を体験できる機能です。
ボーナス運用は、PayPayのミニアプリ機能としてすでに搭載されており、増えた分はPayPayボーナスとして決済に利用可能です。
ところで、ポイントで投資できるということから、
「結局、PayPayボーナス運用は儲かるの?」
という疑問をお持ちの方も多いかと思います。
そこで今回は、
- PayPayボーナス運用の特徴
- PayPayボーナス運用のメリット/デメリット
- PayPayボーナス運用の方法
を紹介し、最後にネットや筆者の運用実績から、PayPayボーナスが儲かるのかどうかを見てみます。

PayPayボーナス運用の特徴
PayPayボーナス運用の特徴は、以下の3つです。
- 口座無しで今スグ運用可能
- 1円から運用可能
- 手数料無料で出し入れ自由
口座無しで今スグ運用可能
PayPayボーナス運用の大きな特徴は、証券口座がなくても、スグにでも運用が開始できる点です。
通常の投資サービスでは、証券口座を解説する必要があります。一方、PayPayボーナス運用は、PayPayアカウントさえあれば、誰でも今すぐにボーナス運用できます。
1円から投資可能
PayPayボーナス運用は、1円分のボーナスからでも運用が開始できます。
通常の投資は、最低必要金額といった、ある程度の資金が必要です。しかし、PayPayボーナス運用は、1円以上のボーナスさえあれば誰でも利用できますし、投資ポイントも1円単位で調整可能です。
手数料無料で出し入れ可能
PayPayボーナス運用が、他の投資サービスと違う点は、手数料無料で、いつでも運用ボーナスが出し入れ可能な点です。
投資サービスでは基本的に、運用資金の引き出し時間は限られていたり、引き出し時に手数料がかかります。
ところが、PayPayボーナスは、いつでも引き出し可能などころか、いくら引き出しても引き出し手数料は無料です。
そのため、支払い時にPayPay残高が足りなくなった時は、スグにPayPayボーナスを引き出すことができますし、決済をしない時はスグに運用に回すことができます。

PayPayボーナス運用のメリット/デメリット
PayPayボーナス運用のメリット
PayPayボーナス運用のメリットは、以下の3つです。
- 低リスクで投資可能
- 増加分は決済で利用可能&非課税
- 運用スタイルでコース選択可能
低リスクで投資可能
まず、PayPayボーナスを運用するメリットは、低リスクで投資できる点です。
そもそも運用するのは現金などではなく、PayPayボーナスというポイントです。
さらに、引き出し手数料無料やいつでも引き出し可能など、無駄なコストや制限もありません。
気軽に、簡単に、かつ低リスクで、疑似投資を楽しめるという点が非常に便利です。
増加分は決済で利用可能&非課税
PayPayボーナス運用で増やしたPayPayボーナスは、PayPay決済で利用できます。
また、通常の投資と異なり、ポイント扱いのため非課税です。
運用スタイルでコース変更可能
PayPayボーナス運用には、2つのコースがあります。
- チャレンジコース(短期運用向け)
- スタンダードコース(長期運用向け)
短期運用向けのチャレンジコースは、アメリカの複数企業の株価に連動するコースです。最大3倍上下するとともに、株価が10%上がると、PayPayボーナスが30%増えます。もちろん、大きく下がるリスクもあるため、「ハイリスク・ハイリターン」仕様といえます。
長期運用向けのスタンダードコースは、アメリカを代表する複数企業に分散して投資するコースです。分散投資のため変動幅(リスク)が小さく、「ローリスク・ローリターン」仕様です。
つまり、ユーザーが自分の運用スタイルに合わせて選びやすくなっているのです。コースを変更する場合は、PayPayボーナスを引き出して別コースに投資するだけなので簡単です。
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PayPayボーナスのデメリット
PayPayボーナス運用のデメリットは、以下の2つです。
- PayPayボーナスが減る可能性
- 運用できるのはPayPayボーナスのみ
PayPayボーナスが減る可能性
当たり前ですが、PayPayボーナス運用は投資ですので、PayPayボーナスが減る可能性があります。
ただし、運用ボーナスはいつでも変更可能なので、少ない額で投資することも可能です。
運用できるのはPayPayボーナスのみ
PayPayボーナス運用は、銀行口座やヤフーカードからチャージしたPayPay残高や、PayPayマネーライトでは運用できません。
PayPayボーナスは、PayPay決済の基本還元分か、キャンペーン特典でしか、増やすことができません。
そのため、運用ボーナスを増やすためには、
- PayPayステップで基本還元率を引き上げる
- PayPayの高還元キャンペーンに参加する
のどちらかしかありません。
【最新|PayPayステップとは⇩】

PayPayボーナス運用を手掛ける「PayPay証券」とは
PayPayボーナス運用機能を提供するのが、スマホ証券会社の「PayPay証券」です。
PayPay証券は、元々「OneTapBUY」というスマホ証券企業した。その名前の通り、ワンタップで投資ができるサービスを提供する企業で、「銘柄選択から購入までわずか3タップの簡単操作で取引が完了」するスマホ投資サービスを実現していました。
その後、ソフトバンクにOne Tup Buy社が買収され、2021年2月から「PayPay証券」に商号を変更しました。
PayPayボーナス運用のカラクリは、PayPay証券のサービスを通じ、複数のアメリカ企業の株価に連動する投資商品に交換しています。
つまり、PayPayボーナス運用とは、間接的に複数のアメリカ企業に投資をしているのです。
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PayPayボーナス運用の利用者数
PayPayボーナス運用は、2020年4月にサービスを開始して以来、2021年1月時点で、すでに180万人ものユーザーが利用しています。
2020年4月15日に提供を開始した「ボーナス運用」は、「PayPayボーナス」をOne Tap BUYが提供する独自のポイントに交換し、疑似的な運用が体験できるサービスです。One Tap BUYの証券口座を保有しなくても、手数料などの諸費用なしで利用が可能で、提供開始以降、ユーザー数を順調に伸ばしています。

PayPayボーナス運用はやったほうがいい?
ここからは筆者の私見になりますが、PayPayボーナス運用はやった方がいいと思います。
その理由は、以下の2つです。
- リターンが意外と大きい
- リスクが低い
リターンが意外と大きい
PayPayボーナス運用で投資するアメリカ企業の株価は、非常に変動が大きく、リターンが大きいです。
実際に、PayPayボーナス運用のチャレンジコース(短期運用向け)には、「10%増えるとPayPayボーナスが30%増える」と書かれています(※もちろん、株価が下がった時のリスクも大きいです)。
リスクが低い
そもそも投資する資産がPayPayボーナスというポイントです。
投資で現金を失うことは非常に懸念されますが、ポイントであれば、心理的そこまでダメージは大きくありません。
PayPayボーナスを保有しているだけでは、なにも増えませんが、ボーナス運用に放っておくだけでPayPayボーナスを簡単に増やすことができます。
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PayPayボーナス運用のやり方
それでは、ここからPayPayボーナスの運用方法について解説していきます。
- PayPayボーナス運用の入金方法
- PayPayボーナス運用の自動追加機能
- PayPayボーナスの運用状況の確認
- 運用中のPayPayボーナスの引き出し方
PayPayボーナス運用の入金方法
【PayPayボーナス運用の入金手順】
- ホーム画面の「ボーナス運用」を選択
- サービス内容を確認し「続ける」を選択
- 利用規約を確認の上、「同意する」を選択
- 「ボーナス運用をはじめる」を選択
- 運用コースを選び「ボーナスを追加する」を選択
- ボーナス運用額を入力し「追加する」を選択
- 運用額を確認し「追加する」を選択
- 運用額が追加された後、「運用状況に戻る」から運用状況の確認や運用額の追加が可能
PayPayボーナスの自動追加機能
わざわざPayPayボーナスを入金しなくても、自動で追加してくれる「自動追加機能」もあります。
2つのコースのうち、1つのコースに、PayPayボーナスが付与される度に、自動的にPayPayボーナスが追加されていきます。
【自動追加機能の設定方法】
- ボーナス運用のホーム画面の[その他]をタップ
- その他内の [自動追加設定]を選択
- (自動追加設定をしていない状態)[自動追加なし] のチェックを確認
- 自動追加設定をしたい [該当コース]を選択
- 内容を確認し [自動追加する]を選択
- 自動追加設定完了
自動追加機能の解除方法
設定した自動追加機能は、いつでも解除可能です。
【自動追加機能の解除方法】
- ボーナス運用[その他]の [自動追加設定]を確認
- [自動追加なし]を選択
- 内容を確認し [解除する]を選択
PayPayボーナス運用状況の確認
運用しているPayPayボーナスの状況は、PayPayボーナスのホーム画面から確認できます。
PayPayのホーム画面から[ボーナス運用]をタップすると、運用状況が表示されます。
また、右下の[今までの運用損益]で、損益を確認できます。
PayPayボーナスの引き出し方
運用中のPayPayボーナスは、いつでも、手数料無料で引き出し可能です。
ただし一度引き出すと、設定中の自動追加機能が解除されるので、注意してください。
【PayPayボーナスの引き出し方】
- 引き出すコースを選択し、[ボーナスを引き出す]を選択
- 引き出し金額を入力、もしくは[全額引き出す(交換)]を選択
- 引き出し金額を確認し、[引き出す(交換)]をタップ

【実録】PayPayボーナス運用の結果
では、ここからは
「結局、PayPayボーナス運用は儲かるの?」
という疑問に対し、複数の媒体及び筆者の実体験を踏まえて、検証していきます。
「PayPayボーナス運用」で調べた結果
Google検索で「PayPayボーナス運用」で検索した結果、実際にPayPayボーナス運用を様子を載せた媒体をいくつか発見しました。
そこで、それらの媒体に掲載されていた運用成績を軽くまとめました。
掲載媒体 | 運用額 | 運用後 | 運用成績 | 運用コース |
価格.com マガジン | 425円 | 468円 | +10.12% | チャレンジコース |
ダイヤモンドザイ ONLINE | 1520円 | 2124円 | +39.74% | チャレンジコース |
マネーの達人 | 6,175円 | 7,059円 | +14.32% | チャレンジコース |
運用成績を公開している媒体が少なく、また運用コースもチャレンジコースばかりでした。
しかし運用成績を見てみると、2ケタ増とかなり良い運用成績といえます。
途中でマイナスになったという記事もありましたが、長期的にはかなり運用成績は良いようです。
筆者のPayPayボーナス運用
2020年12月13日時点 | 2021年1月13日時点 | |
運用残高 | 522円 | 1,202円 |
含み損益 | -8円 | +114円 |
当初は、積極的にPayPayボーナス運用をやっていたわけではありません。
ただ、PayPayボーナスを持っているだけでは特に意味がないと思い、2020年12月からPayPayボーナスの自動追加機能を使いました。
運用残高(2021年1月13日時点)は1,202円で、コースはチャレンジコースです。
1ヶ月前(2020年12月13日)に比べると、運用額も3倍近くとなり、運用益も約100円増えました。
おススメのPayPayボーナス運用方法
結局、掲載媒体のまとめなどを見るに、PayPayボーナス運用は、チャンレジコースの方がおススメです。
実際に、スタンダードコースの1年間の変動グラフを見ると、ほとんど動いていませんし、大きな変動率のチャレンジコースの方が、かなりの運用益をもたらします。
※ただし、チャレンジコースは、ハイリスク・ハイリターンなので、注意してください。
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